コマンドの説明
ユーティリティ自動作成コマンドは、特徴コードと属性に基づいて、施工データまたは設計3Dデータからユーティリティパイプやノードを自動的に作成することができます。マッピング規則セットを作成し、名前の全部または一部(ワイルドカードのアスタリスク*;を使用)と属性を使用してラインや特徴コード付きポイントのグループを選択し、それらのオブジェクトに同時に規則を適用します。さらに、マップ規則セットをプロジェクトにインポートしたり、*.utilitiesautodraftV2ファイルを使用して作成済み規則セットをエクスポートしたりすることができます。
コマンドペインの上部には、ユーティリティマップファイルを読み込んで保存する機能があります。コマンドに適切な規則セットを入力した後、後で再読み込みを行えるファイルに保存することができます。
- ユーティリティ位置フィールドをクリックし、グラフィックビューでマッピングを行うすべてのポイントとCADオブジェクトを選択します。オプションをクリックして追加の選択オプションを表示します。
パイプタブ
- パイプのユーティリティ配管網を選択するか、新しい配管網を作成します。マッピングされたラインに色が設定されている場合、パイプは同じ色に従い、ラインの色が「レイヤーごと」に設定されている場合、パイプの色も「レイヤーごと」になります。(注記 - 新しいものを作成するには、ユーティリティモジュールライセンスが必要です)。
- 既存のユーティリティマップファイルを読み込むか、表の下部に新しいマッピングを作成するには、追加ボタンをクリックしてパイプのマッピングを編集ダイアログを表示し、次の操作を行います。
フィルタ:
- 検索マスクフィールドに、マッピングするストリング名のすべてまたは一部(ワイルドカードのアスタリスク「*」を使用)を入力します。
例えば、*Conduit*(前後にアスタリスクが付く)と入力すると、名前にConduitが含まれるすべてのオブジェクトがマッピングされます。これには、例えば、BottomConduit1、TopConduit2、MiddleConduit1などが含まれます。
- フィルタ属性は、二次フィルタオプションとして上記のマスクに適用することができます。これらには、「特徴属性」や「12d属性」などが含まれます。
- 属性タイプを選択し、検索する属性名と値を入力してから、二番目と三番目の属性オプションを空のままにするか、別の属性オプションを追加してさらに絞り込みます。マスクが真であると判断されると、属性がチェックされ、属性が真である場合はパイプ詳細が適用されます。これらの値は小数点で区切られることに注意してください。
パイプ:
- 特徴属性または12d属性のいずれかを検索する場合に選択します。
- 描画するパイプのリストから必要な位置合わせを選択します。
- 描画するパイプのリストから必要な形状を選択します。
- 使用される形状に基づいて、以下のオプションがあります。
- 円形 – 厚さ。これはパイプの形状に適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 円形 – 直径。これはパイプサイズに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 長方形 – 厚さ。これは四角形の形状に適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 長方形 – 幅。これは四角形のサイズに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 長方形 – 高さ。これは四角形のサイズに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
注記: 上記のすべての値は、選択に基づいてメートル、ミリメートル、またはインチの単位で入力することができます。
ノードタブ
- ノードが属するBIMグループの名前を入力します。
- ノードに色を割り当てます。
- ノードが入力するレイヤーを選択または新規作成します。
- 既存のユーティリティマップファイルを読み込むか、表の下部に新しいマッピングを作成するには、追加ボタンをクリックしてノードのマッピングを編集ダイアログを表示し、次の操作を行います。
フィルタ:
- 次で検索フィールドでポイントIDまたは特徴コードを選択し、名前マスクでマッピングを行う選択に基づいて、ポイントIDまたは特徴コードの全体または一部(ワイルドカードアスタリスク「*」を使用)を入力します。
例えば、PPGP*(後にアスタリスクが付く)と入力すると、名前の先頭にPPGPが付いているすべてのオブジェクトがマッピングされます。
- フィルタ属性は、二次フィルタオプションとして上記のマスクに適用することができます。これらには、「特徴属性」や「12d属性」などが含まれます。
- 属性タイプを選択し、検索する属性名と値を入力してから、二番目と三番目の属性オプションを空のままにするか、別の属性オプションを追加してさらに絞り込みます。マスクが真であると判断されると、属性がチェックされ、属性が真である場合はノード詳細が適用されます。これらの値は小数点で区切られることに注意してください。
ユーティリティノード:
- 特徴属性または12d属性のいずれかを検索する場合に選択します。
- 壁の厚さ - これはチェンバの壁に適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 床の厚さ - これはチェンバの床に適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 深さ - これはポイント位置からのチェンバの深さで、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 使用されるモードに基づいて、以下のオプションがあります。
- 円形 – 直径。これはチェンバサイズに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 長方形 – 長さ。これはチェンバのサイズに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 長方形 – 幅。これはチェンバのサイズに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
- 長方形 – 回転。これはチェンバの向きに適用され、直接入力することも、属性名を入力して、その属性の値を毎回適用することもできます。
注記: 上記のすべての値は、選択に基づいてメートル、ミリメートル、またはインチの単位で入力できますが、回転は常に10進経で入力されます。
選択内容は、コマンドペインの関連するタブのマッピング表の新しい行に表示されます。
- マッピング表から行を削除するには、行を選択して削除をクリックします。複数の行を削除するには、一番上の行を選択し、Shiftを押さえたまま一番下の行を選択してから削除を押します。
- 行の順序を変更するには、上矢印と下矢印を使用し、以前に入力した行を編集するには、編集ボタンを使用するか、表内の行をダブルクリックします。マッピングファイルの順序は、コマンドが名前マスクを上から下に確認するため、重要であることに注意してください。検索マスク名をマッピング表内でアルファベット順に並べ替えるには、検索マスク列ヘッダを左クリックします。
- 既存の行の上に行を挿入するには、行の位置をクリックして挿入ボタンを押します。既存の行をコピーするには、行を強調表示してコピーボタンを押すと、コピーされた行がすぐ下に追加されます。
- 適用をクリックしてユーティリティの自動作成コマンドペインを開いたままマッピングの変更を適用します。
選択されたデータからパイプとノードが作成され、作成された番号が表示されます。
注記:マッピング表の複数の行で同じオブジェクトマスクが選択されている場合は、最初に指定されたマッピングルールが適用されます。
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