コマンドの説明
「境界によるグリッド体積」コマンドは、選択された2つの面の間で、かつ複数の指定された境界内における体積をグリッド体積法を用いて計算します。小さいグリッド間隔を指定しても、標準の面間体積計算と比べて、処理速度が大幅に向上します。また、計算結果をExcelレポートとしてエクスポートすることも可能です。
- 初期サーフェス – 体積計算の対象となる2つの面のうちの1つ目を選択します。
- 最終サーフェス – 体積計算の対象となる2つの面のうちの2つ目を選択します。
- 境界 – 体積計算に使用する境界線を選択します。
- 計算されたグリッドを保存 – チェックを入れると、現在のTBCプロジェクトに計算結果を保存します。計算されたグリッドはプロジェクトエクスプローラーの保存された測定値セクションに保存され、表示フィルタマネージャーの保存された測定値セクションで表示のオンとオフを切り替えることができます。保存する新しいグリッド体積の名前を入力します。
- グリッド方向 – 体積計算用のグリッドに適用する方向(方位)を入力します。
- グリッドサイズ – 体積計算に使用するグリッドサイズを入力します。グリッドサイズが小さいほど精度が高く、面間の体積計算に近い値になります。また、小さなグリッドサイズの方が、境界線に沿った追従性も高くなります。
- 測定ボタンを押して、選択されたオブジェクトに対してグリッド体積計算を実行します。計測結果は測定テキストボックスに表示されます。
- 列の構成ボタンを使用すると、測定テキストボックスに表示され、エクセルシートで報告される測定値を指定することができます。
- レポートの作成ボタンを押して測定テキストボックスのデータを含むエクセルファイルを作成します。
- クリアボタンを押して、測定テキストボックスをクリアします。
Example: