コマンドの説明

ポイント適合性レポートコマンドは、杭、柱、穿孔、ボルトなどの設計ポイントに対する出来形ポイントを報告するためのものです。このコマンドには、許容値モードなどのレポート方法のオプションがあり、視覚化機能を使用して許容値の詳細を示すテキストを作成することができます。

コマンドペインの上部には、許容値設定ファイルを読み込ん保存する機能があります。コマンドに適切な許容値とレポート設定を入力した後、後で再読み込みを行えるファイルに保存することができます。

レポートタブ

出来形ポイント レポートで使用する出来形ポイントを選択します。
設計レイヤー レポート対象の設計ポイントを含むレイヤーを選択します。
一致モード 設計ポイントを出来形ポイントと一致させるために使用する方法を選択します
  • 近接度 – 出来形ポイントの位置を使用し、それを比較するために最も近い設計ポイントを見つけます。これは、水平方向の検索半径と任意の鉛直方向の検索半径を使用して、ポイントの選択を制限します。鉛直検索半径が選択されていない場合、ポイントはXY平面での近似でのみ一致させます。鉛直検索半径を選択すると、ポイントは3D距離に基づいて一致します。
  • Id_Exact – 同じポイントIDを持つ出来形ポイントと設計ポイントを一致させます。
  • Id_Closest – 出来形ポイントと、最も類似した名前のポイントIDを持つ設計ポイントに一致させます。例えば、P226とP226_Asbuiltは一致します。
許容値モード レポートに使用するモードを選択します。
  • 東距北距 – ポイント間の東距と北距の差に対するデルタを報告します。
  • 距離 – ポイント間の直接の2D距離に対するデルタを報告します。
  • 測点距離オフセット – ラインに対するデルタ測点距離とオフセットを報告します。
鉛直にテスト 水平方向と鉛直方向のデルタが報告する場合に選択します。選択を解除すると、水平方向のみが報告されます。
許容値 使用するモードに適した許容値をメートル単位で入力します。
概要を含める このボックスを選択すると、ヘッダの概要と詳細タブからの情報が追加されます。
出来形説明を含める このボックスを選択すると、選択した出来形ポイントの説明1と2に保存されている情報が追加されます。
設計説明を含める このボックスを選択すると、選択した設計ポイントの説明1と2に保存されている情報が追加されます。
出来形座標を含める このボックスを選択すると、出来形ポイント座標がレポートに追加されます。
設計座標を含める このボックスを選択すると、設計ポイント座標がレポートに追加されます。
出来形測点距離/オフセットを含める このボックスを選択すると、ポイントの出来形測点距離とオフセットがレポートに追加されます。(「測点距離オフセット」モードを使用している場合にのみ機能します)
設計測点距離/オフセットを含める このボックスを選択すると、ポイントの設計測点距離とオフセットがレポートに追加されます。(「測点距離オフセット」モードを使用している場合にのみ機能します)

 

詳細タブ

タイトル レポートのタイトル(例:プロジェクト名)を入力します。
カスタム画像ファイル レポートの右上隅に追加する「png」または「bmp」の画像ファイルを選択します。例: 会社のロゴやプロジェクトの画像など。これは、タイトルが入力されている場合にのみ表示されます。
説明 レポートの説明を入力します。
参照番号 調査対象業務参照番号を入力してください。
作成者 レポートの作成者の名前を入力します。
カスタムヘッダ ユーザー定義のヘッダを入力します
カスタムテキスト ユーザー定義のテキストを入力して、カスタムヘッダの横に配置します

 

書式設定タブ

エクセルレポートで使用する色を選択します。
許容範囲外
不足データ
概要の背景
タイトルの背景
既定値にリセット

 

[視覚化]タブ

視覚化レイヤーを作成する TBCでレイヤーに適合情報を表示させる場合に選択します。
レイヤー接頭辞 レイヤーの名前に付ける接頭辞を入力します。
テキストの高さ 画面に表示するテキストの高さを選択します
テキスト形式 画面に表示されるテキストのテキストスタイルを選択します
ギャップ これは、テキストの挿入ポイントが、テキストが作成されるノードからの左右の距離(メートル単位)です。
ギャップ使用時に引き出し線を描画 ギャップを使用したときに引き出し線を追加する場合に選択します。
視覚化レイヤーをクリアする。 新しいデータを追加する前に、レイヤーをクリアするかどうかを確認してください。
データ接頭辞を含める 視覚化される各データ値にテキスト接頭辞を追加する場合に選択します。
データと接頭辞 表示する必要なデータ値を確認し、使用する接頭辞を調整します。
  • 東距デルタ
  • 北距デルタ
  • 水平デルタ
  • 測点距離デルタ
  • オフセットデルタ
  • 標高デルタ
Powered by Zendesk